画用紙・ケント紙・水彩紙のサイズと違いまとめ【初心者向け】

学校の授業や宿題、美術作品づくりで必ず登場する「画用紙」や「ケント紙」。
ただし「四つ切って何センチ?」「ケント紙との違いは?」と迷う方も多いです。

この記事では、初心者の方にもわかりやすく サイズの具体的な数字・規格の違い・紙の特徴 をまとめます。


画用紙のサイズと呼び方

画用紙は「全紙」という大きな紙を基準にして切ったサイズで呼ばれます。
例えば「四つ切」は「全紙を4等分したサイズ」という意味です。

画用紙の代表的なサイズ(mm)

呼び方サイズ(mm)A判・B判との比較感覚
全紙765×1085非常に大きく、ポスターサイズ
四つ切392×542A2より少し小さい
八つ切271×392A3より少し大きい

👉 実際の大きさイメージは、以下の図をご覧ください。


ケント紙との違い

画用紙は「全紙基準」ですが、ケント紙は A判・B判規格 が主流です。

  • 画用紙 → ややザラザラした表面、鉛筆・クレヨン・水彩に向く
  • ケント紙 → 表面がなめらか、製図・ペン画・デザインに向く
  • サイズも「A4」「B3」など事務用紙に近い規格で流通

そのため、
「四つ切の画用紙はあるけど、四つ切のケント紙はあまり見かけない」
という違いが生まれます。


水彩紙の種類(ワトソン紙・M画など)

美術でよく使われる「水彩紙」には名前付きのものが多く、それぞれ特徴があります。

  • ワトソン紙
    表面がやや粗く、水彩絵の具がよくしみこむ。透明感のある表現に向く。
  • M画紙
    均一で扱いやすく、学生からプロまで幅広く使用。発色が安定している。
  • キャンソン紙、アルシュ紙 など海外ブランド
    厚みや凹凸の違いで選べる。細密画や本格的な水彩制作に人気。

👉 まとめると、

  • 画用紙=学校でよく使う定番
  • ケント紙=製図やデザイン向け
  • 水彩紙=作品の表現力を重視した紙

と覚えておくと便利です。


まとめ

  • 画用紙は「全紙」を基準に四つ切・八つ切と呼ばれる
  • ケント紙は「A判・B判規格」が多く、表面がなめらか
  • 水彩紙は特徴によって表現が変わるので、作風にあわせて選ぶ

学校や宿題、美術制作で紙を選ぶときの参考にしてくださいね。

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