【いまさら聞けないシリーズ①】水引の色の意味──黒白・黄白・双銀の違いと使い分け


水引の色って、なんとなく選んでいませんか?
実は、色にはそれぞれ意味があり、贈る場面や地域によっても使い分けがあります。
今回は、黒白・黄白・双銀の違いを、いまさら聞けない視点でやさしく解説します。


水引とは?──結びに込められた心

水引は、贈り物に心を添えるための日本独自の文化。
「結ぶ」ことで、人と人との縁をつなぎ、感謝や哀悼の気持ちを形にします。
色や結び方には、場面に応じた意味が込められています。


黒白:全国的な弔事の定番

  • 主に通夜・葬儀・香典など、仏式・神式・キリスト教を問わず使える万能型。
  • 厳粛で落ち着いた印象があり、迷ったときは黒白を選べば安心です。
  • 昔は「男性は黒白、女性は双銀」といった使い分けもありましたが、現在ではほとんど意識されていません。

双銀:慶弔どちらにも使える万能型

  • 御布施・御膳料・御礼など、場面を選ばず使える柔らかな印象。
  • 弔事でも慶事でも使えるため、迷ったときの選択肢として便利です。
  • 黒白よりも優しい印象があり、「女性らしい」「柔らかい」雰囲気を好む方に選ばれることも。
  • 金額がやや多めのときに選ばれる傾向もあり、格式を保ちつつ、主張しすぎない色合いが特徴です。

黄白:関西・中部地方の弔事色

  • 法要や御仏前など、特に関西方面では黄白が主流。
  • 四十九日以降の法事で使われることが多く、地域性や宗派によっては黒白よりも黄白が好まれることも。
  • 印刷水引の場合、黄白は色が淡いため、視認性を高めるために紫や緑の筋が添えられることもあります。
  • 淡くやさしい色合いが、故人への思いやりを表します。

いでかみ流の選び方──迷ったら“相手の気持ち”に寄り添う

水引の色に正解はありません。
大切なのは、贈る相手や場面への思いやり。
地域や宗派に配慮しながら、心を添える金封選びをしたいですね。
いでかみでは、「意味」よりも「気持ち」を大切に、選ぶ時間も心豊かに過ごしていただけるよう
お手伝いしています。


水引の色は、ただの飾りではなく“贈る心”の表現。
いまさら聞けないけれど、知っておくと自信を持って選べるようになります。
次回は、印刷水引の筋の色──緑と紫に込められた“心づかい”について、やさしく解説していきます。


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紙と文具「いでかみ」
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