【いまさら聞けないシリーズ③】喪中はがきをいただいたら ― 心を届ける贈りものの選び方

1. 喪中はがきの意味と基本対応

「喪中はがき」は、身内にご不幸があったため年賀状を控える旨を知らせるご挨拶状です。受け取った側は年賀状を送らないことが第一のマナーですが、**「お悔やみの気持ちをどう伝えたらよいか」**と迷う方も多いものです。

2. 喪中はがきをいただいた時の心遣い

  • 年賀状は控える
  • 寒中見舞いで近況とお悔やみを伝える
    松の内(1月7日頃)を過ぎてから立春(2月4日頃)
  • お供えや贈りものを通じて静かに気持ちを届ける

喪中はがきは「年賀欠礼のお知らせ」であり、必ずしも贈りものや返礼を必要とするものではありません。
大切なのは、相手の悲しみに寄り添うお気持ちです。
その思いをそっと形にする方法として、進物線香や菓子折りを選ばれる方もいらっしゃいます。

3. 贈りものの選び方

  • 菓子や果物など日持ちするもの
  • 進物用のお線香は宗派を問わず贈りやすく、香りを通じて故人を偲ぶ贈りものとして定番です。
  • 熨斗の表書きは「御供」「御霊前(49日前)」「御仏前(49日後)」などを用いるのが一般的です。
    当店では、「御供」で承ることが多いです。

4. 鳩居堂・松栄堂の進物線香

  • 鳩居堂:格式ある香りと美しい包装。長年愛される定番品
  • 松栄堂:京都の香文化を代表する雅やかな香り。やわらかで上品な印象
  • いずれも、長い歴史を持つ老舗のお香専門店です。
    格式ある香りと確かな品質で、多くの方に信頼されてきました。
    ご進物用としても安心してお選びいただける品揃えです。

5. 宗派ごとの違いと贈る言葉

宗派によっては、お線香が不向きな場合や、贈りものの形式が異なることがあります。

仏教

  • 贈りもの:線香や蝋燭が一般的。進物線香は定番の供物。
  • 添える言葉の例
    • 「このたびはご服喪のことと存じます。心ばかりではございますが、お供え申し上げます。」
    • 「寒さ厳しき折、どうぞご自愛くださいませ。ささやかですが、故人を偲び心を込めてお届けいたします。」
    • 「突然のお知らせに接し、深くお悔やみ申し上げます。安らかなご冥福をお祈りいたします。」

神道(神式)

  • 贈りもの:「御玉串料」「御神前」と書いた金封が中心。榊や果物など自然の恵みを供えることもある。線香や蝋燭は用いない。
  • 添える言葉の例
    • 「御霊の安らかな鎮まりをお祈り申し上げます。」
    • 「静かに感謝の祈りを捧げ、心ばかりの品をお届けいたします。」
    • 「御霊の平安を願い、謹んでお供え申し上げます。」

キリスト教

  • 贈りもの:「御花料」として花や献花料を贈るのが一般的。線香は不向きで、白い花やシンプルなアレンジメントが選ばれる。
  • 添える言葉の例
    • 「永遠の安らぎをお祈りいたします。」
    • 「安らかな眠りを願い、心を込めてお届けいたします。」
    • 「主の御許での平安をお祈り申し上げます。」

6. まとめ ― いでかみで心を形に

喪中はがきをいただいた時は、無理に形式にとらわれず、静かに心を届けることが大切です。
いでかみ各店では、鳩居堂・松栄堂の進物線香に加え、宗派や地域の風習に合わせたご案内をいたしますので、迷われた際はどうぞスタッフまでお気軽にご相談ください。


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紙と文具「いでかみ」
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