
「地鎮祭で“初穂料を用意してください”と言われたけれど、どう書けばいいの?」
「初穂料と玉串料って何が違うの?」
この記事では、神式に使う金封の表書きやマナーについて、初心者の方にもわかりやすく解説します。
神式とは?神様に感謝を伝える日本の伝統儀式
神式(しんしき)は、神道にもとづく儀式の形式です。
自然や祖先の神々に感謝を伝える、日本独自の信仰です。
仏式ではお経や焼香が中心ですが、神式では祝詞を唱え、榊の枝(玉串)を神前に捧げます。
「初穂料」とは?神社でのお礼に使う表書き

「初穂料(はつほりょう)」は、神社での祈祷やお祓いへの謝礼に使う表書きです。
元々は、その年に収穫された最初の稲(初穂)を神様に奉納していた名残です。
よく使う場面:
- 地鎮祭(施工関係者へ「御祝」や「御礼」を渡すこともある)
- 安産祈願
- 七五三
- お宮参り
- 神前式の結婚式(紅白の結び切水引で「玉串料」と書くこともある)
- 車のお祓い など
「玉串料」とは?神式の儀式に参加するときに使う

「玉串料(たまぐしりょう)」は、神前で榊を捧げる儀式に参列する際に納める謝礼です。
よく使う場面:
- 神式の葬儀・法要(霊祭)
- 神前式の結婚式
- 年祭などの神事
初穂料と玉串料の使い分け
表書き | 使用場面 |
---|---|
初穂料 | 地鎮祭・祈願・お宮参りなどの依頼者側 |
玉串料 | 神式葬儀・霊祭・結婚式などの参列者側 |
御神前 | 両方に使える万能表記(迷ったらコレ) |
のし袋の選び方と書き方
- 紅白または金銀の結び切りの水引
- 筆ペンで「初穂料」や「玉串料」と記入
- 下段にフルネームを記載
- 中袋に金額と住所・氏名を忘れずに
「御」をつける場合
「御初穂料」「御玉串料」と書かれることもありますが、これはより丁寧な表現というだけで、一般的には「初穂料」「玉串料」と書くことが多いです。神社によって表記が異なるので、事前に確認すると安心です。
いでかみでのご相談もお気軽にどうぞ
「神社や神主さんに渡す袋が見つからない…」
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まとめ
- 初穂料=神社での祈祷や地鎮祭などで用いる
- 玉串料=神式の儀式に参加する際に用いる
- 不安な時は「御神前」や、専門店スタッフに相談を
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